【韓国・ソウル】スパレックス(SPAREX)東大門~韓国版サウナがあるスーパー銭湯(チムジルバン)

「韓国でも大浴場とサウナで癒やされたい。」

そう思った私は、2025年8月、韓国・ソウルへの出張時に「スパレックス東大門」にひとりで行ってきました。

私はハングルが全く分からないので、フードの注文時に他のお客さんに助けてもらうことに。

店員さんは日本語が通じないので、事前に入・退館方法やフードコートでの注文方法、館内の様子などを掴んでおいた方がスムーズに過ごせると思います。

これから韓国へ行かれる方、スパ・サウナ好きの方に、ぜひ読んでいただきたいです。

目次

【基本情報】スパレックス東大門

施設名スパレックス東大門(SPAREX SAUNA GOODMORNING CITY)
住所・電話247Jangchungdan-ro, Jung District, Seoul, 韓国
02-2273-2777
交通アクセス「東大門歴史文化公園駅」14番出口すぐ、「東大門駅」4番出口徒歩5分
(グッドモーニングシティ地下3階)
入館料【入館時間:5:00〜20:00】
大人:13,000W(1,430円)
子ども7,000W(770円)
【入館時間:20:00〜5:00】
大人:16,000W(1,760円)
子ども:8,000W(880円)

入館料+荷物預かり料:20,000W(2,200円)

・入館から24時間追加料金なしで滞在可能(入場後の外出不可)
・入館料にチムジル服(上下)・バスタオル・タオルのレンタル料を含む

※最新料金は>>>公式ブログでチェックを!(料金表に日本語あり)
営業時間24時間 年中無休(不定休)
地下3階
お風呂・サウナ・ジム・スリーピングルーム
湯船3種類(温度が異なる)
ドライサウナ1
スチームサウナ1
水風呂(大プール・水風呂・子ども用プール)
アカスリ(有料、浴室内)
よもぎ蒸し(有料、脱衣所内)
ウォーターサーバー(脱衣所)
女性専用スリーピングルーム(ごろ寝。チェアなどはない。)
ジム
地下4階
チムジルバン
汗蒸幕(韓国式サウナ)
クールダウン部屋(9〜10度くらい)
ウォーターサーバー(無料)
ごろ寝エリア
電源エリア(追加料金なしで充電可能)
マッサージ・マッサージ機
フードコート(クレジットカード・現金)
アメニティ固形石鹸(浴室内)
化粧水、乳液、綿棒、ブラシ(共用)
ドライヤー(女性有料・200W、男性無料)
公式ブログ・SNS(韓国語のみ)ブログ:https://blog.naver.com/sparex4400
インスタグラム:https://www.instagram.com/sparexddp/
コメント・日本語表示あり
・店員さんは日本語が通じない
・宿泊も可能
・大きなキャリーケースは有料預かり
・シャンプー、リンス、ボディーソープなし(脱衣所で販売)
・下着・アクセサリーなども脱衣所で販売
・清潔感は「まぁまぁ」
・クレジットカード、WOWPASS使用可
・1W(ウォン)≒0.11円
利用時間と料金平日17:30〜21:00
入館料:13,000W
夕飯(クッパ?のようなもの):12,000W
缶ビール:5,000W
※日本円でのクレジット引き落とし額は合計3,205円でした。

入館・退館の方法|日本語が通じないので注意

店員さんは日本語が話せないので、事前に入館・退館方法を抑えておいた方がいいです。

以下で解説します。

入館方法|入口は地下3階

SPAREX東大門の入るビル
ビルに「SPAREX」、「24hours」と表示され分かりやすい(撮影:めい)

スパレックス東大門は、グッドモーニングシティというビルの地下にあります。「東大門歴史文化公園駅」の14番出口を出てすぐです。

SPAREXDDPに行くエレベーター
ちょっと派手なエレベーターホールから地下3階に向かう(撮影:めい)

地下3階に着くと向かって左側に入口が見えます。

SPAREXDDP入口
左側の明るくなっているところが入口(撮影:めい)

入口で入館料を支払い、チムジルバンで着るチムジル服(上下)・バスタオル・タオル、ロッカーキーを受け取ります。

靴箱
左側が男性用靴箱、右側が女性用靴箱。靴箱の左側がキャリーケース預かり所。(出典:SPAREXDDP公式ブログ

靴箱は男性用と女性用に分かれており、ロッカーキーと同じ番号の靴箱に靴を入れます。

私は明らかに「韓国語が分からないお客さん」だったからか、入口の店員さんが靴箱の位置を教えてくれました。

女湯入口
床の赤いマークの先が女湯(撮影:めい)

床の男性用の青いマーク、女性用の赤いマークをたどっていくと男湯、女湯にたどりつきます。

地下4階のチムジルバンへは、靴箱の突き当りを左に行きます。男湯・女湯入口の反対側です。

チムジルバンへ行く階段
地下4階入口。壁に日本語で「チムジルバンに行く道」という案内あり。(撮影:めい)

余談ですが、チムジルバンは韓国のスーパー銭湯や健康ランドという意味だそうです。しかし、ここではスーパー銭湯全体ではなく、汗蒸房があるフロア(B4)のことをチムジルバンとして使っていました。

退館方法|簡単です

退館方法は簡単です。

チムジル服(上下)・バスタオル・タオルは脱衣所にある回収ボックスに入れます。

入口にロッカーキーを入れる箱があるので、その中に鍵を入れて終了です。

特に退館手続きはありません。

めい

利用は24時間までですが、特に退館時間を確認されませんでした。

お風呂とサウナ(地下3階)|大きな浴槽に大きなプールも

私はまず地下3階の女湯へ行きました。

日本と違って脱衣所に何人もスタッフの女性がいて、シャンプーや下着なども販売しています。

めい

女湯→ご飯→汗蒸房→女湯の順に利用しました。

脱衣所|日本とは違い女性スタッフ多数

脱衣所に入るとすぐに、女性のスタッフさんからシャンプーなどを買わないかと売り込みを受けました。

めい

最初は韓国語で話しかけられたような気がします。

私は自分のシャンプーなどを持ってきていたのでお断りしました。

よもぎ蒸しやアカスリの売り込みもされると事前に聞いていましたが、こちらは特に売り込みされませんでした。

下着やアクセサリーなどの小物も販売しています。

他にも脱衣所のベンチで休憩されている年配の女性スタッフも何人かいらっしゃいました。

日本のスーパー銭湯の脱衣所ではモノを売られることもスタッフさんが休憩していることもないので、その違いに驚きます。

よもぎ蒸しやアカスリは、入館時に入口で支払いか直接申し込み。直接申し込みは現金のみ。

アカスリのスタッフさんのお子さん(お孫さん?)と思われる子どもの楽しげな声が奥の方(アカスリスタッフの待機場所?)から聞こえてきました。

ロッカーは上下2段に分かれており上の段だったのですが、ちょっと高めでハンガーを取るのに背伸びが必要でした。

めい

脱衣所内だけでかなりの数の女性スタッフがいます。

お風呂|ぬるめから少し熱めまで楽しめる

夕方5時台に大浴場に入ると中には誰もいませんでしたが、6時過ぎぐらいから徐々に人が増えました。

日本とちょっと違うのは、浴槽に入る前には「手おけ」でかけ湯するのではなく「シャワーを浴びる」ところです。

めい

日本語でも入浴前にシャワーするよう貼り紙がありました。

湯船
大きな浴槽。男湯の写真ですが女湯もこんな感じ。(出典:SPAREX東大門公式サイト

入るとすぐ目の前に大きな浴槽が3つ並んでおり温度が違います。

広いお風呂に浸かったときに、一気に旅の疲れと緊張感がほどけました。

水温が電子表示されているのですがいくつか故障しており明らかに水温の表示が違うところがありました。

めい

温度は38〜41度くらいの適温でした。

洗い場は、座るタイプと立ったままシャワーを浴びるタイプの2つがあり、韓国では立ってシャワーを浴びる人も多いそうです。

めい

驚くような違いではないですが、ちょっと日本と違うポイントです。

サウナ|2つあるが利用者は少ない

サウナ室
奥がサウナ(男湯)。女湯も同じ感じです。薄暗くて利用者が少なかった。(出典:SPAREX東大門公式サイト

大浴場にはサウナが2つありました。

温度は40度台と70度台だったと思いますがうろ覚えです。

2つとも入りましたが石の椅子がいくつか並ぶ薄暗い部屋で早々に出てしまいました。

めい

私以外の利用者は、近隣の高齢者と思われる方1名だけでした。

ちなみにウォータークーラーは脱衣所の入口付近にあります。

設置してある紙袋で飲むのですが、ちょっと飲みにくかったです。

プールと水風呂|打たせ水のある大プール・子供用プール・水風呂あり

プールと水風呂
大プール(奥)と水風呂(手前)。写真は男湯。(出典:SPAREX東大門公式サイト

大プールの水温がちょうど心地よくて何度も入りました。

多分30度くらいだと思います。

水風呂は16度くらいだと思いますが、温度計が壊れていて「-(マイナス)2度」などになっていました。。。

他には子ども用の浅いプールがあります。

ちなみに女性用のドライヤーは有料です。私はホテルが近かったのでタオルドライだけで帽子を被り、ホテルのドライヤーで髪を乾かしました。

チムジルバン(地下4階)|5個ある汗蒸房を全制覇

地下4階はチムジルバンです。

汗蒸幕(韓国式サウナ)以外にもフードコートや広大な「寝そべり空間」、マッサージなどがあります。

私はまずフードコートを利用した後、腹ごなしに地下4階を散策し、最後に汗蒸幕とクールダウン部屋を利用しました。

フードコートレビュー|食券販売機を使えず、カップルに助けられる

フードコート
フードコートです。あまり混んでいません。(撮影:めい)

フードコートはクレジットカードと現金が使えます。

クレジットカードの場合はキオスク(食券販売機)を利用するのですが、日本語表示はなく写真が頼りです。

英語表記を選んだのですが、なんと、決済画面になるとハングル表記に切り替わってしまいました

カードの差し込み方が甘かったらしく、何度もエラーが出ていたようなんですがハングルなので内容が分からず。

めい

しかも後ろにカップルが並んでいるのであせります。

サ飯と缶ビール
苦労の末に手に入れたクッパ(?)定食と缶ビール(撮影:めい)

結局、後ろのカップルが助けてくれてなんとか食券を購入できました。

現金の場合は店員さんに直接支払います。

余談ですが、写真のビールの隣の白いカップは水です。

水用カップがペラペラで倒れそうだったので何枚か重ねて使いました。

汗蒸幕(韓国式サウナ)の正直レビュー

汗蒸幕
高温(左75度、右72度)の汗蒸幕2つ。左奥にごろ寝スペースあり。(撮影:めい)
汗蒸幕(中温)
中〜高温(左72度、真ん中49度、右54度)の汗蒸幕3つ。(撮影:めい)

汗蒸幕は熱くした部屋で、どの部屋にも絨毯が敷いてあります。

絨毯の上に寝転んだり座ったりして温浴効果を得ます。

寝転がっていると岩盤浴に似たような感じになり、汗がどんどん出てきます。

めい

温かくて気持ちよく、本当に寝てしまいました。

すぐ近くにウォータークーラーや10度くらいに冷えたクーリングルームがあり、いい温冷浴ができます。

でも疑問が。

「この絨毯いつから敷いてあるんだろう?」

めい

私は最後にもう一度お風呂に入りました。

汗蒸幕は男女共用なので私が一人で寝転がっているときに誰か入ってくるたびにびくっとしました。

めい

危険なことは全然ありませんでした。

羊巻き
“羊巻き”やってみました。着用しているのがチムジル服。(撮影:めい)

韓国サウナといえば”羊巻き”。タオルを横でくるくると巻いてかぶるのが有名です。

老若男女を問わず”羊巻き”にしている人が多く、私もやってみました。

めい

意外と簡単ですよ。

思い思いに過ごす人たち
思い思いに過ごす人たち(撮影:めい)

まとめ|また行きたいと思う快適さ

この記事では、韓国・ソウルにあるスパレックス東大門について書いてきました。

今回行ったスパレックス東大門は観光客が多くひとりでも浮かないし、庶民的な感じなので旅の緊張が一気にほどけました。

また、私が戸惑っているときに助けてもらえて、韓国の人たちの温かさに触れることができたのもよい思い出です。

ぜひ韓国旅行でご活用ください。

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この記事を書いた人

愛知県生まれ東京在住のめい(5月生まれ・氷河期世代)です。
博士号を持つ研究員として研究活動をしつつ、ソロでも仲間とも、気ままに静かな人系女子の「楽しいこと」や「癒やされること」を研究中。
混雑を避けた平日やコスパ重視で無理せず楽しむ──
“自分を楽しむ”"癒やされる"をテーマに、あれこれ発信していきます。

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