2025年6月1日(日)に大阪・関西万博に友人と2人で行ってきました。
大阪・関西万博(EXPO2025)は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間大阪の夢洲(ゆめしま)にて開催されています。
2週間前にチケットを購入、5月31日(土)午後に大阪入りし、6月1日(日)に当日を迎えましたが、もっと早くから準備をすればよかったと思いました。
こうした私たちの経験を踏まえて、これから万博に行く人に向けて役に立つ情報をまとめたので参考にしていただければと思います。

最新技術や未来の暮らしを体感できる展示が充実しており、また行きたいです。
余裕を持って事前準備から”万活”を楽しもう
万博に行って思ったのは、万博当日を楽しめるかどうかは事前準備にかかっているということです。
婚活や就活、終活という言葉がありますが、”万活(マネ活ではなく万博活動)”という言葉ができてもいいのではと思うくらいです。



断言します。何も準備せずに万博に行くと大行列に並ぶはめになります。
とにかく入場チケットは早めに買った方がよい
万博のチケットはデジタルチケットを使いました。
このチケットなしでは始まりません。


なんといってもパビリオンの抽選に応募するには入場日時が確定したチケットが必要です。
2か月前、7日前、3日前(先着予約)の3回あるので、2か月前抽選に間に合うようにチケットを準備するのがおすすめです。



私たちは2ヶ月前抽選に間に合いませんでした。
このチケットはこんなうれしい機能もあります。
- チケットをメールやLINEで友人や家族に受け渡しできる
- 日付変更が3回までできる



友人が2枚チケットを買い、LINEで1枚受け渡してもらいました。
来場予約が遅くて朝9時入場できず、、、
チケット購入が来場から2週間ほど前だったので、すでに朝9時台と10時台の入場枠はいっぱいで11時台の入場になりました。
結果的に当日は10時30分台に入場できたのですが、パビリオンは朝の方が空いているので朝9時入場がおすすめです。
もちろん事前抽選や先着予約の際も、朝9時〜11時台は応募できません。
抽選は全て落選、3日前先着で1つ予約できた
7日前抽選は5枠全て申し込んだものの全て落選しましたが、3日前先着で1つ予約が取れました。
事前抽選(予約)で予約できるパビリオンは、2か月前抽選、7日前抽選、3日前先着で各回1つ合計3つなのでフル活用したいです。
3日前先着は深夜0時(6/1に行ったので5/29)スタートですが、先着予約サイトに辿り着くまで2万人待ち、40分待ちというすさまじい状況でした。
結果、国連パビリオンの予約が取れました。


【落選】
- ガスパビリオンおばけワンダーランド
- 大阪ヘルスケアパビリオン



この2つを時間帯を変えて5枠申し込んだのですが全滅でした。
YouTube動画は有益な情報満載!
万博公式の万博会場ライブカメラなどのYouTube動画は情報の宝庫です。
特に、東エントランスと西エントランスのライブカメラを見て西エントランス(西ゲート)から行くことに決めました。





東ゲートは激混みです!
万博に行った人たちのYouTube動画もたくさんあり、事前に見ておいたのがとても役立ちました。
「おすすめ万博グルメ」
「おすすめパビリオン」
「3日前先着予約必勝法」
などなど、有益な情報が満載です。



万博機運も高まります!
万博当日の過ごし方|ゆるいスケジュールでした
結局、次のようなゆるっとしたスケジュールになりました。
事前にフードコートと国連パビリオンは予約しましたがその他のパビリオンは予約なしでも0~15分くらい待ちでした。
時間がかかったのが、AIR WATER NEO MIX STANDでのミャクミャクシェイカー入りスムージーの購入です。
40分ぐらいかかりました。



ミャクミャクシェイカー欲しかったので40分かかっても平気でした。


10:30頃 西ゲートから入場
11:15頃 サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~(予約)
12:45頃 トルコパビリオン
13:00頃 モナコ館ワインバーとパビリオン
13:40頃 夜の地球 Earth at Night
13:50頃 コモンズA館
14:30頃 国連パビリオン(予約)
15:20頃 大阪ヘルスケアパビリオン(未来の食と文化)AIR WATER NEO MIX STAND
16:30頃 西ゲートから退場
万博で使ったアプリ2選
私が万博で使ったアプリはこの2つでした。
- EXPO2025 Personal Agent
- KANSAI MaaS
EXPO2025 Personal Agent|事前準備に活用・当日はあまり使わず
会場マップなどの万博情報アプリは、Personal AgentとExpo2025 Visitorsの2つありますが、App Storeで評判が良かったPersonal Agentを使いました。
万博チケットサイトとも連携しているので、事前のパビリオン抽選や予約などに活躍しました。
地図を開くと予約したパビリオンの時間も分かって便利です。


私は予約したフードコートや行きたいパビリオンをお気に入りに入れて当日のプラン作成に役立てました。
しかし、このアプリは立ち上げるたびに2段階認証が求められるところがデメリットです。
当日はアプリより紙の会場マップが大活躍でした。
こちらからアプリがダウンロードできますのでご活用ください。
KANSAI MaaS|確認でもたついてしまった
KANSAI MaaSは西ゲートから入場するためのシャトルバス予約をするための必須アプリです。
万博には東ゲートと西ゲートの2つゲートがありますが、私は比較的空いている西ゲートからの入場を強くオススメします。
5月30日(金)以降、朝10時30分までに桜島駅からのシャトルバスに乗る場合は事前予約が必須となりました。



以前は必須ではなかったので、直前にあわてて予約しました。


私はチケットの確認時の画面が違っていたようで、係員さんに操作をしてもらう手間を取らせてしまいました。
「このチケットを使う」ボタンがすぐ押せるようにしておくとスムーズです。
こちらからアプリがダウンロードできますのでご活用ください。
「これが役立った!」持ち物5選
ここでは万博に行って実際に役立ったものを5つ紹介します。
第1位 スマホ|チケットはクイックメモに貼り付けがベター(iPhone)
大活躍したのはやはりスマホでした。旅行でも日常生活でも手放せない存在ですね。
- 入場チケットの受取(購入は友人)
- 万博シャトルバスの予約
- パビリオンの抽選と予約
- 各種決済
- 乗り物の乗車
- 写真撮影
- 路線検索
- 最寄り駅から民泊までのナビ
- 天気の確認(大阪の天気を登録)
などなど、大活躍でした。
万博チケットはクイックメモ(iPhone)への貼り付けを推奨
入場チケットはスクショしたものをクイックメモ(iPhone)に画像を貼り付けた方がいいです。
やり方は簡単です。
スクショしたチケットを選択して、左下の共有ボタンをタップします。


その後出てくる画面を下にスクロールして、新規クイックメモに追加をタップすれば完了です。


YouTube動画でスクショした方がいいという情報があり、私も事前にスクショしておきました。
しかし、その後写真をバシバシ撮ったのでスクショが写真フォルダーの奥の方に行ってしまい探すのに時間がかかりました。
万博ではパビリオンに入るときなど、ちょくちょく入場チケットのQRコードを読み取る必要があります。
なので、途中でクイックメモに貼り付けて使用するようにしました。



Androidにも同じような機能があればぜひ使ってみてください!
第2位 紙の万博会場マップ|会場内移動時に便利
私が印刷して使ったのは万博公式のEXPO2025 Visitorsの会場マップにある「予約なしパビリオンマップ」(下記マップ)です。



随時更新されているようなので最新版をチェックしてくださいね。
これをA4サイズで印刷し、当日はこれをずっと手に持って移動しました。


ちなみにSDGsの観点から万博会場では紙の会場マップの配布はなく200円で購入できますが、購入するのにも行列に並ぶ必要があるそうです。
EXPO2025 Personal Agentアプリにも会場マップやナビ機能がありますが、立ち上げるたびに2段階認証が必要なため当日はあまり使いませんでした。
第3位 帽子と日焼け止め|暑い日の必須アイテム
私たちが行った日は、当初雨の予報だったのが一転して快晴の暑い日になりました。
この時期、雨が降ると肌寒く、晴れると暑くなるので両方の対策をしていきましたが、結果的に暑さ対策の帽子と日焼け止めが役立ちました。
特に午後は、日陰で休憩できそうなところは人でいっぱいなので暑さ対策は必須です。
私はペットボトルでしたが、会場内に給水機やマイボトル洗浄機がいたる所にあるのでマイボトル持参もよいかと思います。
第4位 履き慣れたスニーカー|雨晴兼用タイプが便利
会場内は広く移動距離が長いです。
当日は西成の民泊→万博会場→新幹線で東京へ移動したので、歩数は16,761歩になり通常よりかなり多かったです。


友人は素足にサンダルで来ていたので、靴擦れ(サンダル擦れ?)ができてしまい痛がっていました。
雨の可能性があったので、防水性能のあるシダークレストのこの黒のスニーカーで行きましたが、長時間でも歩きやすくてよかったです。
第5位 ウェットティッシュ|おしぼりは期待しない方がいい
会場内のフードコートとワインバーで飲食しましたが、どちらもおしぼりは出ませんでした。
携帯用ウェットティッシュはマストです。
100均やドラッグストアで売っていますよ。


要注意!万博会場内にロッカーはありません
万博会場内にロッカーはありません。
このようなサービス表記があったのでてっきり会場内にあると思って入場したら、これ会場の外にあるんです。


スタッフさんからいったん退場して再入場するしかないと教えてもらったのですが、わざわざ荷物を預けに出るのもわずらわしく、、、
結局、私たちは着替えなどの重い荷物を持って会場内を巡りました。
ちなみに、会場内にキャスター付きバッグを持ち込めず会場外で預けるには1万円かかるので注意です。



どこに荷物を預けるか、前もって決めておいた方がいいです。
(おまけ)現金は不要|準備段階から使いませんでした
ちなみに、不要だったものは現金でした。
万博会場はキャッシュレスが売りだったので当日はもちろん、旅行の準備段階から現金は一度も使用しませんでした。
今回使用した決済手段は次のとおりでした。
- 万博会場内の支払いはAPPLEPayのVISAタッチ決済
- KANSAI MaaSの支払いはクレジットカード決済
- 乗り物(新幹線も含む)はSUICAアプリ
- 友人との割り勘はPayPayと口座振込



お互いに同じネット銀行に口座があるので、スマホから手数料無料で相手の口座へ振り込めました。
まとめ|万博は事前準備から楽しめる
この記事では、大阪・関西万博(EXPO2025)の事前準備や注意点、おすすめ持ち物について書いてきました。
早めに準備をすれば希望の日時で入場予約が取れたりパビリオンの抽選に参加できたりと万博が10倍楽しめます。
その逆に、何も準備せずに万博会場に行ってしまうと大行列に並ぶはめになります。
急なルール変更などもあるので、公式サイトやYouTube動画などで最新情報をつかんで、万博を100%楽しんでくださいね。



20年ぶりの日本で開催される万博、ぜひ満喫してください。